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漢方について
漢方を服用して体質改善をし、パニック障害の治療をするという方法もあるでしょう。
治療に使用される漢方は、以下の3種類の漢方薬です。
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
・茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)
<柴胡加竜骨牡蛎湯>
柴胡加竜骨牡蛎湯は、実証の人に使われる漢方です。
不安がある
動悸がする
眠れない
のぼせる
めまいがする
便秘
などの人に効きます。
<柴胡桂枝湯>
虚証の人に対して処方されるでしょう。
汗が出る
微熱が出る
悪寒がする
身体が痛い
食欲がない
吐き気がする
といった症状を改善します。
<茯苓飲合半夏厚朴湯>
実証とも虚証ともいえない中間の人に処方される漢方です。
喉に異物感があったり、動悸がする人が感じている不安感が解消するといいます。
この3種類の他にも、パニック障害に良い漢方はあるので、
漢方に詳しい医師に相談してみてください。
漢方ともなると症状が改善されるのはゆっくりですが、副作用があまりありません。
このようなことから、漢方治療はパニック障害に悩む人にとって試してみたい治療の一つでしょう。