パニック障害の治療法とは

パニック障害の治療法には、大きく分けて次の２種類があり、
どちらの方法も症状の改善に有効だといえるでしょう。

・薬での治療
・精神療法

パニック障害で病院を受診すると始めのうちは、薬物療法をすることになります。

ＳＳＲＩ（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）

ＳＮＲＩ（セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬）

これらがパニック障害の代表的な治療薬です。

現在は、ＳＳＲＩが使われることが多いようです。

薬物療法は時間がかかりますし、副作用が起こることもあります。

精神療法はカウンセリングや訓練などによって、
予期不安や広場恐怖を改善させようという方法になります。

いわゆる認知行動療法が用いられることが多く、
あえて苦手な場面に挑戦しながら克服していきます。

ほかにも、食事療法や運動療法、自律訓練法、呼吸法などがありますから、
自分に合った方法を試してみてください。

パニック障害を克服して、今は元気に過ごしているという人も少なくありません。

諦めたりしないで治療に取り組んで、パニック障害を克服していきましょう。