パニック障害の原因は？

こちらでは、パニック障害の原因についてご説明します。

このパニック障害の原因については、まだ完全には解明されていません。

ただ最近では、脳内不安神経機構の異常が主な原因ではないかといわれています。

私たちは、脳の大脳辺縁系という場所で不安を感じますが、
そこへの刺激が誤作動を起こして伝わるのが原因だと考えられているようです。

これはつまり、不安や恐怖を感じる場面ではないのに、
脳が勝手にそう感じてしまうために、体に異変が出るものなのでしょう。

精神的なストレスや幼少の頃のトラウマなども原因の一つとしてあげられるのですが、
このような心因性のものが主な原因だと考える研究者は少なくなっています。

現在では、脳内不安神経機構の異常のように、身体因性のものが原因だという考えが主です。

また、ホルモンバランスの崩れや生活習慣の乱れなどが、
この脳内不安神経機構の異常を引き起こすと考えられています。

さらに、元々持っている体質なども、深く関係しているのではないかと言われています。